福岡・博多駅の新幹線口構内に、新しい形の寿司店が誕生した。
その名も『博多驛の鮨(はかたえきのすし)』。
立ち席と着席カウンターを備えたこのお店では、寿司は職人が握り、お酒はお客様自身が“自分のペース”で楽しむ——そんな新しい体験が用意されている。
運営するのは、福岡県岡垣町でワイナリーや飲食店を手がける『ぶどうの樹』。
自社ワインを提供する角打ちスタンド『CROOM STAND』のノウハウを踏まえ、今回の新店舗でもセルフサーバー方式を積極的に導入した。

寿司は職人が、お酒はセルフで。
「自分で注ぐ」体験が、駅ナカを特別な場所にする
博多驛の鮨の店内には、ビールやハイボール、そしてワイン・日本酒用のセルフサーバーが設置されている。
ドリンクはすべて**現金式**でセルフで提供。手軽に楽しめるのがポイントだ。
ワインは『ぶどうの樹ワイナリー』自慢のラインナップから、
・ロゼの『桜ワイン』
・白ワインの『ナイアガラ』
の2種を用意。
日本酒は福岡・糸島の人気地酒『田中六五』、玄界灘に浮かぶ島にちなんだ『玄海沖ノ島』の2種。
それぞれを冷酒で楽しめる仕様となっており、ワインと日本酒を合わせて常時4種類のドリンクが提供されている。
いずれも1杯あたり600円で、提供量を日本酒とワインで調整となっている。
(※設置されているお酒、金額は取材時のもの。ワイン、日本酒ととも変更となる場合がございます。)

通過するだけじゃもったいない。
“博多の味”と“自分の一杯”が出会う駅ナカ体験
駅の中という立地を活かしつつ、しっかりと「福岡らしさ」を感じられる工夫が凝らされているのも魅力だ。
カウンターで握りたての寿司を注文しつつ、自分で選んだワインや日本酒を片手にゆっくりと過ごせる空間。
時間が限られる出張客や観光客にとって、移動の合間に“ちょっと贅沢な博多時間”を楽しめる貴重なスポットだ。

【店舗情報】
博多驛の鮨(はかたえきのすし)
場所:博多駅新幹線口構内(※詳細は下記リンク参照)
運営:ぶどうの樹
URL:https://budounoki.co.jp/lp/hakataekinosushi/
ドリンク提供方式:
・セルフサーバー(現金式・1杯600円)
・提供内容:ぶどうの樹ワイン(2種)、地酒(2種)
・提供量:ワインと日本酒で注量調整あり

ワインの自社生産から飲食店運営まで一貫して行う『ぶどうの樹』だからこそ実現できた、
寿司×地酒×セルフサーバーという新しい駅ナカ体験。
『CROOM STAND』に続くこの事例は、限られた人員・スペースでも魅力的な顧客体験をつくるモデルケースとして、今後さらなる展開が期待される。
